2017年1月25日
仕事終わりに一本の電話
「子猫いらんか?」
前の職場の人からの電話で、倉庫内に住み着いていた猫が
いつの間にか子猫を産んでいたらしい。
もぞもぞと動くまだ目も開いていない子猫たち。
連れて帰りたい!!そう思ったけど
うちにはすでに猫が2匹いる。
案の定、旦那には「いらん」と突き放されてしまった。
「この子達どうするんですか?」
「ここ(倉庫内)にはおいとかれへんから
段ボールにいれて外に出すしかない…」
真冬の寒い空の下、放り出される命。
仕方がないと諦めた。
母猫が帰ってきて暖めてくれるのを願おう。
そしてまた次の仕事へ向かった。
その帰り道、あの子たちの様子を見に行く。
誰にも気づかれず閉じられたままの段ボール。
あれから数時間が経つのに
お母さんは帰ってきた気配がない。
1月、午前3時、このままでは凍え死んでしまう。
居ても立っても居られず仕事中の旦那に電話をする。
「このままやと死んでしまう!!」
「じゃあ連れて帰ってもいいよ」
段ボールそのまま抱えて帰った。
それが、にこちゃんとちまちゃんとの出会い。
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